本日の野島。昨日と同じ時間に行くと、外国人が干潟に入り、カキ
むしり。このためその時はキアシシギを1羽見ただけ。
やむなく昼過ぎに再度野島へ。干潟には人はおらず、キアシシギ
が16羽、メダイチドリが12羽居りました。
「干潟に人が居るとシギ・チドリは入らないのです」といくら言っても
理解してもらえないのですが、保護の為には人の立ち入りをコ
ントロールしないと保護しきれないのです。
写真はカニを水洗いして飲み込もうとしているキアシシギです。

干潟を歩きまわり、カニを捕まえ、水洗いをします。

その後咥えなおして飲み込みます。

飲み込みすっきりとしている写真です。

歩いて狩りをするタイプと、じっくりと狙いを定め、カニが出てくる
のを待つ、待伏せタイプの狩りをするキアシがいます。
このようにカニ穴の近くで動かず待ちます。

カニ穴からカニが出てくると、巣穴にくちばしを差し込みます。まさ
に電光石火。

今回は失敗。

成功すると波打ち際に運び水洗いするのは両タイプとも共通。
飲み込みやすいように砂を落としているのかも。

メダイチドリもかなり元気でした。

本日の深夜、1時30分頃、キアシシギが自宅上空を鳴きながら渡
っていく、声を聞きました。3年振りぐらいかなー。
とても穏やかな気持ちになりました、ガンバレキアシシギ。
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